詩調詞コンフェシオン

彼方より、迷路です
ここは迷路です
行き止まりもあれば
曲がり角もあって
ひねくれた道順を、
僕は辿ってみました
前に落とし穴があります

僕は

飛びこえる事ができたけど
泥水がいっぱい、
いっぱい、ついてしまった

汚れながら空を見上げれば
雲はとても真っ白いものだと
気づく僕
彼方より歩いてきた偏屈な辿り道が
ふりかえれば無くなる事もなく

ただ、
ここより遥かに辿りつく




遥かより、疑問です
これは疑問です
行き止まりもあれば
曲がり角もあって
ひねくれた道順を、
僕は辿ってきました
前に落とし穴があります

僕は

飛びこえる事ができました
泥水がいっぱい、
その時、ついてしまった

ただ、今は
洗いたくない気もした

汚れを見て空を見上げれば
空はとても広大なものだと
気づく僕
遥かより歩いてみた偏屈な辿り道が
ふりかえれば無くなる事もない

けれど、
ここより彼方に辿りつく



汚れた僕　空を見上げれば
雨はとても憂いで綺麗だと
思う僕
彼方より遥かよりも偏屈な辿り道に
足跡つけ無くならないように
汚れながら空を見上げれば
雲はとても真っ白いものだと
気づいたよ
あの日から歩いてきたひねくれた辿り道に
ふりかえって微笑む事ができる

どうかそれまで…

いつか、
今より彼方に遥かにと