詩調詞コンフェシオン

何が怪しくて
何を間違えているのかを
くだらなく思うほど
淀んでいた

何が当然で
何が正しい事なのか
一筋に縛られず
生きてたいのに

むやみに無謀な悪に染まる
勇気ほど容易く買える
希望は買えないのに
正義にも染まれない

天秤のように世界は
左右揺れながら
一人のためでさえ傾く
なんて平等な天秤
誰かのために何かをする
勇気は無償でいとも簡単



何が過ちで
何を償うべきなのか
馬鹿らしく思うほど
淀んでいた

どれだけ無償の愛を人に
与えられるのだろうか
無償の勇気ほど
儚い光もないだろうに

当たり前の事すぎて
左右見渡さず
人は生きてきたのだろう
だけど気づけたなら
誰かのために明日を作り
何かのために生きてゆける



無情にも二つに別れる
世界はそれでも回る




天秤のような世界で
今日も僕は生きる
一人のためでさえ傾く
そんな天秤でいたい
誰かのために何かをする
勇気は無償で
世界はそう変わらないけど
左右見渡せば
無償の愛が満ち溢れてる
だから僕ら生きてゆける
心の天秤が揺れてる
何のために生きてゆこうかと