詩調詞コンフェシオン

幻想のような君との
日々は消えて
残るものは
見れない残像のメモリ
濡れて壊れた

一人の部屋を
いつから怖くなった？
いない分の空白は
誰が一体埋めるのだろう

そしてまた風鈴の音
隣にいて
それだけでいいよ
だきしめられたら
ぬくもり…君の

雨にふられ
僕は走る
終わりもなくね
なんの意味で今日も
生きてゆくんだろう
声は伝う心の息
体だきよせて
いつか
特別な人なりたくて



君には僕は
ありのまま笑うけど
一人になり
部屋にいる
僕の顔は悲しい顔で

そしてまた鈴の音が
隣にいた
それが事実だけ
抱きしめたならば
君に…届くかな？

雨にふられ僕は歩く
終わりもなくね
僕だけの意味を
探し歩くよ
声は伝う濡れた吐息
体抱きよせて
いつか
大切な人なりたくて



晴れた空に
立ち尽くした
始まりになり
『本日は晴天』
君とさよなら
風は伝う君の言葉
風鈴の音が確かに
聞こえたでしょう？

ここまで

風に吹かれ僕は進む
始まりもなく
何の意味で今日
生きて行くんだろう
声は伝う風にのせて
体抱きよせて
いつか
大事なものに
なりたくて