詩調詞コンフェシオン

どんな舞台を何回作り
どんな演技をしたなら
僕自身の揺るぎないプライド
満足するのだろうか

間に合わず遅刻した舞台もあったし
間に合って役柄は散々な物もあったけれど

舞台上
とにかくがむしゃらに演じては
たまに忘れてこけて
舞台裏
意地をはり誰かを泣かせたり
傷つけてしまう事もあった
本当の
自分のまま舞台に立ちたい
許されないからまた舞台を去る



僕にふさわしい舞台はあるの？
ソレはどんな物だろう
ありのままで僕を受け入れ
ありのままの僕が受け入れる

ああ、なんて僕は勘違いをしていた
そんな舞台ないのに夢だけ大きく膨らませて

舞台上
ヘタクソな演技を続けて
僕は誰に何を与えるんだろう
舞台裏
何も信じられない掴めない
苛立ちとはがゆさに
本当は
このフィールドに立ちたい
それだけで満足だったのに



舞台上
作り上げよう体当たりで
僕なりの夢への一歩
舞台裏
涙も笑顔も皆が同じように
日々にこぼし明日へと繋ぐ
本当は
誰しもが皆このフィールドに
夢と情熱を秘めて立っている