詩調詞コンフェシオン

飛べるはずの鳥が
堕ちたなら
僕は翼をあげよう
飛べずとも

もうそんなに泣かないで
願いは叶う場所があったから
君が笑うため翼を代償に

溶けゆく海の水の
浜辺…思いだして
心は僕の分をあげる
顔をあげて
こぼれる砂は僕が
こうして受け止めよう

朝も昼も夜もずっと
ソバにいるよ
心は伝え声にすれば
青い空に
前を見上げて見て
涙が待ってるよ



どんな憧れ？
オレンジ色の空
汚れ汚れても
そこに『人』はいる

願いは君が笑って微笑み
幸せになるだけのこと
あと少しだけの
時間はもらうから…

鼓動が本当の翼で
静寂だね
心は硝子人形だから
大事なんだ
君を必要とする
人はいるのだから

泣いて泣いて泣き続けたのは
愛しいから
開けるきっかけを
持ってるのはあの人で
迷いこんだ森で
君とさよならする



オレンジ色の朝日が今、
終わりをつげ
海に濡れた涙の行方
見つけだして
折った翼さえも
青世界の僕も

ふりかえれば答えは泪
確かにして
叫んだ声は
海と空がむかえいれる
いつか飛べるはずさ
代償は翼で